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パソコンデータ消去の現場から①

パソコンデータ消去担当の阪本と申します。

今回はデータ消去の中の「ソフト消去」について簡単に説明をさせていただきます。

(データ消去にはソフト消去、磁気破壊消去、物理破壊消去があります。)

 

■ソフト消去とはどのようにする

消去というのはデータを消すということですが、書き込まれたデータを消しゴム機能で消して

真っ白にするというイメージではありません。

「HDD内のデータが書かれているその領域に意味のないデータを上から書き込み、

元々書かれていたデータを読めなくする」という事で、「ソフト消去」とはデータを消すのではなく、

データを読めなくするという事です。

 

■パソコンの中のどの部品が対象となるか

ハードディスク(HDD)といわれる磁気でデータ記録する部品です。

混同されがちですが、メモリはデータ消去対象ではありません。

メモリは一時記憶装置ですので、パソコンの電源を切るとそれまでの情報は消えてしまいます。

 

■消去にはどのくらいの時間がかかる?

事務用の一般的なパソコンで1~3時間くらいです。

HDDの性能や、消去ソフトとの相性、また記録されているデータ量によって所要時間が変わります。

 

■データ消去ソフトとはどういうもの

Windows上で起動するソフトではありません。(Windows上で起動する」というのは、

Windowsというアプリがその消去ソフトを操作しているという意味です。

エクセルやワードはWindows上で起動するソフトですので、

消去ソフトはそれらとは性質の違うソフトだという事です。)

理屈的には、パソコンを起動させるとBIOSという機能が立ち上がり、

それがWindowsを起動させるのですが、消去ソフトはWindowsが立ち上がる前に起動し、

Windows」というデータごと消去いたしますので、消したいデータだけでなく、

HDDに記録されていた全てのデータが読めなくなり、パソコンも立ち上がらなくなります。

 

■上書きとは

「上書き」は一般的には3回上書きが推奨されています。

元のデータに上書き、上書き、さらに上書き、と3回書き込む事です。

 

書きこむデータは下記のように意味の無い乱数であったり、固定値であったりします。

またそれらを組み合わせて1回目乱数、2回名乱数、3回目固定値、する場合もあります。

kloqpkl]F;FA::/*5gasgaOPML・・・・・」        1回目  ランダム(乱数)書き込み

8f5fh4{`9)f1f!Gl;0>?/fa0Nf2po・・・・・」   2回目 ランダム(乱数)書き込み 

0000000000000000000000000・・・・・・」         3回目  0(固定値)書き込み

 

3回書き込みが推奨と書きましたが、1回書き込むだけでもうパソコンは立ち上がりませんし、

元のデータを読み込む事はできません。

しかし念のため、あと2回上書きします。

機械なのに念のためというのはおかしいですが、理論的には元データの磁気が残留しており

特殊な機械にかけるとその残留磁気を読み取れる可能性があるのです。

その可能性をもなくすための3回上書き推奨だそうです。

 

当社はソフト消去、物理破壊消去、磁気破壊消去の3パターンを取り使っており、

出張作業もさせていただいております。

また消去証明書もできるだけお客さまのご希望にそった対応が出来るようにしておりますので、

データ消去に関する事であれば小さなことでもお問い合わせをいただければと思います。

よろしくお願い致します。【阪本】

 

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