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3億円の日本刀

はじめまして、株式会社ジャルク 東京支店ITチームの藤本です。
出身は兵庫県で、有馬温泉という温泉街の近くで育ちました。
現在、猫を2匹飼っており、癒されながら日々仕事に取り組んでいます。

皆様、突然ですが日本刀を直接ご覧になったことはございますか？
というのも、皆様に日本刀の魅力をお伝えしたく、先日訪れた足利市の美術館での体験を少しご紹介します。
足利市へ足を運んだ目的は「山姥切国広」と「山姥切長義（本作長義）」という2本の刀です。
なんと足利に両刀が揃うのは、足利城主・長尾顕長が所有していた時代から435年ぶりとのことです。
この両刀の名前を見て「おや？」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そうです、「山姥切」という名前が共通しています。それには理由があります。
長船派の刀工である長義によって打たれた「山姥切長義」を、刀工の堀川国広が模倣して作ったのが「山姥切国広」です。
なんとこの「山姥切国広」は、個人所有だったものを足利市が3億円で買い取ったと言われています。
日本刀における模倣（写し）とは、贋作（偽物）やレプリカ（形だけ真似たもの）とは異なります。
元々の刀に敬意を持って作られた刀ということです。ですから日本刀1本で3億円もの価値になるのです。
日本刀作りには刀工（刀鍛冶）や砥師など、数々の職人が関わり素晴らしい刀を作り上げてきました。

このような素晴らしい職人達と同じように、お客様と弊社で力をあわせ素晴らしい仕事ができればと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。

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